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6.142015
Excel関数 「IF関数」で「複数条件」を指定したい場合の考え方
ご機嫌いかがですか?「かっつん♪」こと勝又です。
さて、今回は「IF関数で複数の条件を指定する場合の考え方」をお伝えします。
Excel関数の最初の壁「IF関数」ですが、冷静に考えれば、比較的簡単です。
まだ、基本がしっかりと身についていない方は、
【過去記事】Excel関数「IF関数」の『 考え方 』を学びましょう♪
【過去記事】Excel関数「IF関数」を実際に使ってみましょう!
を読んでから、複数条件の考え方をお読みいただくことをオススメします。
それでは、さっそく解説していきましょう♪
目次
基本中の基本「日常生活」より例を考えてみる
単独条件を考えてみる
日常生活には「IF~(もしも)」がいっぱいあります。
・年齢が20歳以上ならお酒が飲める
・女性のお客様にはデザートサービス
・年齢が65歳以上の方は、映画のチケットが30%OFF!
上記3つは、単独の条件です。
一つ目をフローチャートにしてみると下図のようになります。
単独条件なので、「判断(どっちにする??)」を表すひし形がひとつです。
複数条件を考えてみる
「 ○○ かつ ○○ 」とは?
・女性のお客様でポニーテールでご来店された方には、フルーツパフェをサービス!!
は、複数条件です。
それでは、フローチャートに書いてみます。
この場合は、
お客様が女性であるか?
髪型はポニーテールなのか?
この二つの条件を両方クリアして、はじめてフルーツパフェを提供します。
このように「両方クリアして~」のような場合に用いる表現として、
[条件①] かつ [条件②]
のように「かつ」を使います。
「 ○○ または ○○ 」とは?
・女性のお客様、もしくは学生さんなら「半ライス」をサービス!!
も、複数条件です。
それでは、こちらもフローチャートを書いてみましょう。
この場合は、
お客様が女性であるか?
職業が学生であるか?
この二つの条件をどちらかクリアしていれば、半ライスを提供します。
このように「どちらかをクリアして~」のような場合に用いる表現として、
[条件①] または [条件②]
のように「または」を使います。
【まとめ】IF関数「複数条件」の考え方
複数条件を考える場合、IF関数の構造が「少し複雑」になりますので、面倒ではありますが、初心者のうちは「フローチャート」を書くことをお勧めします。
フローチャート化することにより、見えてくるものはたくさんありますので。
そして、複数条件の構造は
両方の条件がクリアした場合 ⇒ [条件①] かつ [条件②]
どちらかの条件がクリアした場合 ⇒ [条件①] または [条件②]
の組み合わせとなります。
考え方が間違っていては、元も子もありませんので、しっかりと一つ一つを理解していきましょう。
次回は、実際に「IF関数」で「複数条件」を使っていきます。
不明点・疑問点などがありましたら、
お気軽にコメント・お問い合わせくださいませ♪
それでは、また☆彡
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