ブログ

【無料講座】プログラミングの基礎-000,はじめに-

スポンサーリンク

「プログラミングを始めてみたいけど難しそう」「プログラミングって小学校で必修化されるんでしょ?子どもに聞かれたらどうしよう」

皆様は様々な思いでこの記事を読まれていると思います。いざプログラミングの勉強を始めようと思っても「プログラミングの勉強って何から始めればいいの?」と不安になります。実際、プログラミングの勉強は「専門職の勉強」というイメージが強いからです。しかし、先ほども出てきたように「小学校でのプログラミング教育必修化」が2020年度よりスタートすることになりました。それはつまり「プログラミングは特別な知識ではなくなる」ことを意味しています。日本では江戸時代の頃より「読み・書き・そろばん」という言葉があります。この言葉は「これくらいはきちんと出来るようになっておいてほしい」という「学習の基礎」を表す言葉です。現代においての「読み・書き・そろばん」とは?私見ですが「読み・書き・コンピュータ(パソコン)」だと思います。ただ「文字が読めればよい」、ただ「文字が書ければよい」、ただ「パソコンができればよい」という意味ではありません。「個人の知識量を競う時代」は、すでに終わりに近づいています。それは「パソコンさえあれば知らないことは容易に調べることが出来る」からです。個人個人の知識を集約して問題解決を行う時代ではありません。より少ない人数でパソコンにて知識を集約し問題解決を行う時代になってきているのです。「読み(物事を読み解く力)」「書き(自分の考えを書き起こす力)」「パソコン(パソコンを利用した情報収集・効率化する力)」が必要なのだと私は考えています。そこで、子どもたちがそのような厳しい時代を生き抜くために「プログラミング教育の必修化」が決定されたのだと思います。小学校におけるプログラミング教育の学習目標として
・コンピュータを受け身ではなく積極的に活用する力
・プログラミング的思考(論理的思考力)
の2点が学習目標として掲げられています。これからの時代は少子高齢化が進み、日本の労働人口の減少は避けては通れない道となっています。今までの国力を維持しながらも少人数で対応するためには「人間で行う仕事を少なくすること」が絶対条件となります。その一例として、人間が行っていた「様々な分析」を「A.I」が行い、人間はその分析を基に様々な問題に対処するようになってきています。コンピュータにて対応可能なことはコンピュータに任せ「労働生産性を向上させる」のです。それでは、その「A.I」は誰が作るのですか?それはもちろん「人間」です。その「A.Iを作れる人間を育てるには?」となると「プログラミング教育」が必要となるわけです。

代表的なプログラミング言語として「Java」「C」「php」「Python」などが挙げられます。プログラミング教育は、単純にプログラム言語を理解することよりも「プログラミング的思考(論理的思考力)」を身につけることが重要です。それは、言語は一つの「表現方法」にすぎず、伝えたいことやらなければならないことを考える力が重要だからです。それは、なぜなのか。次の絵を見て、あなたは「何」と答えますか?

おそらく「りんご」と答えた方が多いと思います。しかし、英語で言えば「apple」であり、スペイン語で言えば「manzana」です。「絵は同じなのに解答が違う」のです。

プログラミングを行うためには「その核となるモノ」を作ることが出来なければ、プログラム言語で表現することが出来ません。様々なプログラム言語が用意されていますが、この「りんごの例」のように「そのモノがなければそれを言語で表現することはできない」のです。「読み(物事を読み解く力)」にて「何をしたいか」「何をやるべきなのか」「何が問題なのか」を考え、それを「書き(自分の考えを書き起こす力)」にて具体化し、それを「パソコン(パソコンを利用した情報収集・効率化する力)」を用いてプログラミングを行うのです。プログラミング教育は、プログラミング技術というよりは「論理的思考力を伸ばす」ことが先なのではと私は考えています。

この講座では、次のようなプログラム言語は登場しません。そのため、早くプログラム言語を学習したい方や初心者以外の方にとっては退屈な内容かもしれません。しかし、急がば回れの気持ちで、しっかりと基礎固めをしていただきたいと思います。

プログラミングは、プログラムを作る能力だけでなく、仕事や日常生活の問題点を読み解く力が身につきます。一緒に頑張っていきましょう!!

次の記事へ

スポンサーリンク

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る
ライブでゴーゴー