ブログ
3.172016
「仕事が出来ない人」の教育を始めました。
花粉症の季節がそろそろ終わりを告げる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?勝又です。
普段、私は世を忍ぶ仮の姿で「ある会社」にお世話になっています。その会社は、ある程度の大きさの企業であるにもかかわらず「社員教育」については「雑の極み!」であり、社員の「ポテンシャルのみ」で成長してきたような会社です。
そのように「社員教育が出来ない会社」では、いわゆる「仕事の出来ない人」がどんどん野放しにされてくる訳で…
勝手に社員教育始めました。
その「仕事の出来ない人」は、年齢は29歳、入社2年目の中途採用組の男性です。現時点での評価は「最悪」と言ってもよろしいかと…
部下からは陰口を言われ、上司からはパワハラな叱咤激励を受けています。私も彼に仕事を依頼することがありますが、本当に「仕事が出来ない」んです。
ここで、アナタに質問です。
アナタが「仕事が出来ない人」という烙印を押す時のポイントは?
・
・
・
・
・
様々なポイントが頭の中をよぎったと思います。しかし、本当の答えは1つだけで十分なんです。
自分が依頼した仕事をやってくれない
これが「仕事の出来ない人」という烙印を押すキッカケです。
彼もこの積み重ねでしっかりと「仕事の出来ない人」というキャラを確立してくれました(>_<)
さすがに「このままでは誰も幸せになれない!」と思った私は、勝手に彼の教育を始めることとしました。
このまま「彼」という呼称では、いろいろと面倒になりそうなので、彼を「山本(仮)」としておきます。
スポンサーリンク
喫煙所に呼び出して意思確認
私は山本くんを誰もいない喫煙所に呼び出し、仕事の出来ない山本くんの意思確認をしました。※ちなみに私はタバコをやめました。
勝「山本君は、どんな気持ちで毎日会社に来ているの?とりあえず、目の前の仕事をこなせばいいと思ってる?」
山「いや…(無言)」
勝「じゃあさ、今の現状には満足しているの?」
山「していないです。」
勝「そうだろうね。だって、アルバイトの人たちは山本くんを頼りにならないと思っているし、上司からは評価されていないもんね。それはわかってるよね?」
山「わかっています。」
勝「そしたら、それを打開するためには何をするの?」
山「わかってはいるんですけど…。その方法がわからないんです。」
勝「よしっ!わかった。じゃあ、俺が仕事のやり方を教えてやるっ!俺には山本くんの仕事の業務知識はない。でも、仕事のやり方は知ってる。それを教えてあげるよ。」
山「ありがとうございますっ!!よろしくお願いします。」
こんな感じで10分程度話しました。
ここでのポイントは、
仕事を評価されていないということを再認識させる
ということです。
強くなるためには、まずは自分が弱いことを認める必要があります。
スポンサーリンク
「弱い犬ほどよく吠える」ということわざ
アナタの会社にも、こんな人いませんか??
・めちゃくちゃ怒鳴る上司
・ちょっとでも後輩だと偉そうにする先輩
一人くらい居るのではないでしょうか。
こういう人たちは「怒鳴ること」や「偉そうにする」ことで「俺は強い!」という印象を相手に与えなければ、立場が危うくなることを知っているのです。
私は、こういう人たちを見ると
弱い犬ほどよく吠える
ということわざを思い出します。
まさに、こういう行為をしている人たちのことを表した「ことわざ」です。山本くんも、自分の立場を理解しているため、いつも偉そうにしていました。
私は、その壁を壊すために「上司からは評価されていない」「アルバイト(部下)からは頼りにされていない」ことをストレートに伝えたのです。
仕事だけでなく、問題には「原因」があり、そのために「対策」をし、そして「結果」が生まれます。
まずは、その「原因」をしっかりと認めさせたのです。
次回は『仕事が出来ない人』から脱却するための「対策」です。
ご期待ください。
スポンサーリンク
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。