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【ガイアの夜明け】2015年7月15日 それでも働き続けたい…~認知症と仕事…両立できる時代 ~ ②


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なぜ”認知症の社員”が活躍できる!?会社新時代

彼はこう言います。

私はオープンにして良かったなと思っているんですけれど、黙って仕事をしている人がいっぱいいると思うんですよ。でも、その人たちが黙って仕事をするということは本当につらいことだと思うんですよね。だから、できれば世の中の環境が変わって、誰でも「認知症だよ」と言える環境になれば、そういうのがなくなるのかなぁって思います。

彼は、日本各地に出掛け「認知症でも働ける環境づくり」のために講演活動などを行っています。
今年の1月には、認知症当事者の会の代表として、安倍総理に認知症患者の就労支援を訴えました。

彼は4人家族で、高校生と中学生の娘がいます。
アルツハイマー型認知症と診断された当時を語ってくれました。

夜になって一人でいると、常に涙しか出てこなかったですよ。最初のうちは。感じるのは不安と恐怖しかないんですよ。これからどうなっていくんだろう。泣きたくて泣いてるんじゃなく、自然と涙が出てくるんですよ、どうしようもなく。それで、もう怖いんですよね。妻もそんな私を見てつらかったと思うんですけど、黙ってティッシュを差し出すぐらいですかね。

奥さんは泣きながら、娘たちに病状を伝えました。
しかし、今では、

間違ってるよとか教えてくれるので、全然、気にしてないですし、まぁ、バカなんじゃないの♪と笑い話で言えるようになっているので。

そして、ある日、彼は、系列販売店で後輩の営業指導に向かいました。
彼のノウハウを会社が生かし始めました。

その取組について社長は、

自分のお客様をもって担当することは無理だとは思うですけれども、新しい営業マンがいっぱい来ていますので、その指導とか、話し相手になるとかを考えています。

このように社長は、彼の仕事の幅を広げていく環境づくりに力を注いでいます。

彼はこう言います。

やっぱり、周りの人がいい人が多いので、とても楽しくやっているので、このまま続けていきます。認知症になると働けない環境が多い中、こうやって働いていることを多くの人に知ってもらって、クビにしないということを多くに人にどんどんどんどん伝えていって、世の中、偏見のない社会になってほしいなと思います。

彼は、若年性認知症であっても働けるということを、これからも身をもって訴え続けていくつもりだと言います。
一方、巨大スーパーでは増え続ける認知症の客への対応が急がれていました。

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増える”認知症のお客様”イオンが新たな顧客対応

イオンではその対応に乗り出していました。

・お買い上げの商品を開封して食べてしまう。
・店内で迷子になる
・支払いがうまくいかない

このような事例が現場からあがっていました。
これに対応するため、イオンでは従業員への教育が始まっています。
従業員は「認知症の基礎講座」を受けます。
途中、実際にあったトラブルを劇で見せながら、講座は進みます。

講師から三原則が伝えられます。

基本姿勢は、3つの「ない」です。
1.驚かせない
2.急がせない
3.自尊心を傷つけない

その後、グループに分かれ、どのように対応するべきなのかをディスカッションし、ロールプレイングします。

小売業にとっても、従業員への認知症の理解度を高めることが、ますます必要となってきているようです。

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